レオ・デモンハート

かつて世界最強と称された勇者が主人公のこの物語では、彼は多彩な戦闘技能を持っています。しかし、その力に自信を持ち過ぎた結果、自分一人で何でもできると考え、仲間の存在を必要としなくなってしまいます。彼は特定の目的を達成するために魔王軍に加わることを決意しますが、魔王エキドナには拒否されます。それでも四天王の承認を得て軍に参加し、エキドナの前では黒い鎧をまとい「オニキス」と名乗り、自身の正体を隠します。

主人公の正体は、3000年以上前に人間界に侵攻してきた悪魔に対抗するために人間の技術で作られた「デモンハートシリーズ」の第5号として製造された自動成長型生体兵器です。全12体が製造されたデモンハートの中で、彼だけが生き残り、与えられた使命である人類を守ることを固く守り続けています。彼の能力「超成長」は、戦った敵の能力を模倣し、無限に成長することが可能です。また、彼の心臓には無限エネルギーを生み出す「虚空機関（アカシックエンジン）」が埋め込まれており、現代ではこれを賢者の石と呼んでいます。