スノーホワイト / 姫河 小雪（ひめかわ こゆき）

本作の主人公は、白い学生服をまとった魔法少女で、中学2年生の頃から「魔法少女になって人々を幸せにしたい」と夢見てきました。彼女の制服は白を基調にピンクの花が飾られ、清楚な印象を与えます。頭には大きなつぼみがついたリボンが特徴的で、靴はオーバーニーブーツにリボンがアクセントとしてついています。

彼女は心優しく、正義感が強いですが、少しうっかりしたところや妄想癖があります。周囲の人々が魔法少女に興味を失っていく中でも、彼女は魔法少女への憧れを持ち続けました。無印の時点では、自分の魔法を活かして困っている人を見つけ出し、どんな些細なことでも一生懸命に取り組んできました。その結果、彼女は16人の魔法少女の中で最も多くのマジカルキャンディーを持っていました。

N市での選抜試験では、他の魔法少女に守られながら生き残り、その後はフレデリカの電話指導とリップルとの訓練を通じて戦闘技術を向上させました。最終的にはフレデリカの悪事を暴き、リップルと協力して彼女を逮捕しました。その後、悪事を働く魔法少女を捕まえる「魔法少女狩り」として監査部の外部職員となり、小さな人助けを続けています。しかし、時には海外の紛争地域に潜入し、困っている人々を助けることで紛争を止めることもあり、これが魔法の国の上役からはあまり好まれていません。

彼女の魔法は「困っている人の心の声を聞くことができる」というもので、周囲の人が困っていると、その人の心の声と位置が聞こえてきます。可聴範囲は状況や体調によって変わり、人間以外の動物の心の声も人語に翻訳されて聞くことができます。