アベル・ブルーフィールド

彼は王立海軍に仕える将校で、冷静で紳士的な品格をもつ青年です。その魅力は経験豊かな女性たちも惹きつけるほど。ただし、コーディを利用してマックスカイバーJr.への徹底した制裁を行うなど、その性格には容赦ない一面もあります。

フェナに対しては特別な関心を抱き、彼女に対する執着心を露わにしていました。また、オマリーとはなんらかの関係がある様子。

物語が進む中で、第7話において彼がフランツを殺害した真犯人であることが明らかになります。

彼の出自は王族の最も若い弟で、家族からはそれほど注目されない存在でした。ヘレナとの恋に落ち、彼女と深いつながりを持ちながらも、フランツとの出来事が原因で彼女を失います。その後はヘレナを取り戻すことに必死になり、やがては彼女の幻によって止められてしまい、命を落とします。

そして、最終回で彼にそっくりの少年が物語に登場し、新たな謎を投げかけます。