マナリア＝スース

スース王国の王女であり、幼い頃からクレアに憧れられている彼女は、クレアから「お姉さま」と呼ばれて親しまれています。彼女は「四属性持ち＜クアッドキャスター＞」として全ての魔法属性に適性を持ち、身体能力と頭脳も非常に優れています。本妻の子ではないものの、その才能から後継者争いに巻き込まれることを避けるため、王立学院へ留学します。

留学中、彼女はクレアとの関係を深めることでレイを挑発し、レイがクレアと結ばれる決意を固めるよう仕向けます。ゲーム内では、クレアに慕われていることを利用して主人公に対する嫌がらせや妨害を防ぐ役割を果たしますが、クレア以外には興味を持たないレイにとっては恋のライバルと見なされています。

彼女は実は同性愛者であり、かつて仕えていたメイドとの関係が原因でメイドが辞職する事態に至り、それを深く後悔しています。後継者争いがさらに厳しくなることを懸念し、留学を選択しました。しかし、第一王子が毒殺された報せを受け、後継者争いに再び巻き込まれる形で帰国することになります。この時、第一王子の死因となった毒が学園内の騒動でセインが浴びたものと同じであることが明らかになり、レイがただ者ではないことが判明します。