四宮左衛門太郎（しのみや さえもんたろう）

諏訪神党に属する武士で、保科領の隣の領主。冷静な性格で、弓の名手として知られている。保科の行動を抑える役割を担い、反乱を未然に防ごうとしていた。1335年3月の信濃動乱では国司の侵攻により所領を失い、保科領に避難することとなった。