レイヤ / 和奏 レイ（LAYER / わかな れい）

都立芸術学院高校の音楽科に通う彼女は、2年生から3年生に進級しました。ボーカルとベースを担当し、どんな曲でも見事に歌いこなします。

彼女は幼馴染のたえと一緒に、かつて同じミュージックスクールに通っていました。幼い頃から歌うことが大好きで、その歌唱力は当時から非常に高く、同じスクールに通っていた有咲も彼女の存在を知っていました。大人びた歌い方が周囲から浮いていた時期にたえと出会い、公園で一緒に過ごすようになりました。引っ越しが決まった際には「いつか一緒に音楽をやる」と約束し、共に『ナカナ イナ カナイ』を歌いました。彼女はたえを「花ちゃん」と呼んでいます。

高校生になってからは、音楽の仕事をするためにチャンスの多い東京に上京し、一人暮らしをしながらコーラスや仮歌のアルバイトをしていました。また、たえと演奏するために覚えたベースでアーティストのバックバンドも務めていました。

武道館での仕事を終えた際、たえが武道館を訪れているのを見かけ、その後、駅前でストリートライブをしていたたえに声をかけ、7年ぶりに再会しました。すでにチュチュにスカウトされていた彼女は、たえを自分が参加することになったバンドに誘いました。1stライブを成功させたものの、合同文化祭に間に合わなかったことを気にしてバンドのサポートギターを辞めたいと言うたえを見送りました。しかし、たえを正式メンバーに迎え入れようとするチュチュの策略には反発しています。Poppin'Partyの主催ライブには、たえから招待されてメンバーと共に観に行きました。

彼女は周囲と一定の距離を保ちつつも、大人びた言動をしますが、誰に対しても優しく接し、周りのために自分の願いをあきらめる勇気も持っています。たえと歌った『ナカナ イナ カナイ』の約束を守り、絶対に泣かないと決めています。

マスキングとは元々仕事仲間で、音楽に悩んでいた彼女に「音楽はもっと自由にやっても良い」とアドバイスをしたことがあります。また、彼女自身の過去についてもレイヤに話しています。

リサとは同じベース担当で、仲の良い幼馴染みがいるという共通点から打ち解けました。初めは彼女から同い年だと思われていました。

ベースや歌唱の実力は業界内でも有名でしたが、チュチュにスカウトされるまでは誰ともバンドを組むことはありませんでした。

好きな食べ物はホットミルク（はちみつ入り）で、嫌いな食べ物は苦いコーヒーとなまこです。趣味はストレッチです。

彼女の誕生日は1月13日で、これはレイヤを演じているRaychellの誕生日と偶然一致しています。