黒沼 爽子（くろぬま さわこ）

主人公は高校1年生の時から物語が始まり、12月31日生まれのO型です。幼いころ、彼の外見から「貞子」というあだ名が付けられ、霊感があるなどの根拠なき噂によって、周囲から避けられがちでした。しかし、実際には非常に純粋で前向きな性格の持ち主で、人のために役に立つことに喜びを感じる努力家です。

彼はよく他人の気持ちを誤解することがありますが、皮肉や嫌味がわからないおかげで悩むことなく幸せに過ごすときもあります。明るい交流を心がけていますが、笑顔を作ろうとすると顔が強張ってしまうため、当初はクラスに溶け込むのが難しかったです。

入学式の日に風早という人物と出会い、道案内をきっかけに親しくなります。その関係はやがて最初の恋に発展し、高校2年の学園祭で互いに告白して恋人となります。高校3年生の時、教師になる夢を追求するために札幌の教育大を受験し、地元を離れる決意をします。

彼と風早は強い絆で結ばれており、18歳の誕生日には彼から指輪をもらい、将来を約束します。物語は大学卒業後、主人公が地元に戻り、風早と再会する場所で抱き合うところで幕を閉じます。

座右の銘は「一日一善」です。