ショコラ＝メイユール (Chocolat Meilleure)

本作の主人公は、現女王キャンディと共に女王試験を受けた伝説の魔女シナモンの娘です。彼女は緑の目を持ち、年齢は人間でいうと10歳、身長153cm、体重39kgです。人間界では「加藤ショコラ」と名乗り、私立萌黄学園初等部の5年生にバニラと共に入学します（アニメでは同じクラスですが、原作では別のクラスです）。

彼女の誕生日は8月13日で、性格は勝気で明るく、虫や蛇、カエルなどを恐れません。普段は「あたし」と自称しますが、原作の第一話では「オレ」と言ったこともあります。彼女の座右の銘は「ぶっとばす!」で、趣味はカエルとりとクモ人間ごっこです。特技は巨大グモを一人で倒すことで、幼い頃にはバニラを守るためにドラゴンを倒したこともあります。魔界ではサントル校に通っていました。

後に彼女は魔界人であり、ノアールを浄化できる『浄化する者（フィルトレ）』であることが判明します。さらに、ポワーヴルの証言により、彼女の父親がグラースであることが明らかになります。グラースをピエールと共に倒した後、彼女は記憶を失いますが、30年（人間界の時間で）かけて全ての記憶を取り戻します。ピエールと両思いになり、深紅のハートを交換した後、2人でバニラを祝福しに行きます。

アニメ版では記憶を失わず、バニラが次期女王に決まった話を辞退したことで彼女がクイーンになることが決まります。しかし、人間界でまだやりたいことがあると言い、再び人間界での生活を始めます。また、ハートを手に入れるために人語を話す猫に変身したこともあります。

彼女の名前はフランス語のChocolat（ナワトル語Xocolatl）に由来し、「加藤ショコラ」はガトーショコラをモチーフにしています。