デルタ

シャドウガーデンの獣人戦士である彼女は、かつてサラと呼ばれていた。年齢は13歳から15歳で、黒髪のロングヘアを持つ犬系の獣人です。彼女は七陰の中でも特に戦闘能力が高く、荒々しい戦い方を得意としています。その戦闘センスは天性のもので、嗅覚や聴覚などの感覚器官が非常に発達しており、他の種族と比べても優れているとされています。また、彼女は潜伏や獲物の感知にも長けた狩人です。

彼女の身体能力と魔力は非常に強大で、一刀両断で建物を破壊するほどの圧倒的なパワーを持っていますが、知力には欠け、策略に弱いという欠点があります。戦闘技術の習得は難しいため、彼女は主に魔力を活用した直接的な戦闘スタイルを採用しています。通常はスライムボディスーツで手を覆い、爪を形成して戦いますが、本気になると「鉄塊」と称される巨大な剣を形成し、それを振り回して戦います。彼女は「暴君」という二つ名で知られ、また「鉄砲玉」や「特攻兵器」とも呼ばれています。

彼女は獣人特有の戦闘至上主義を持ち、力の強い者には服従し、弱い者には従わない性格です。特にガンマには厳しく接し、しばしば彼を見下しています。しかし、アルファには普段は従順ですが、戦闘中は指示を受け付けないため、力ずくで制御されることがあります。

彼女は待つことが苦手で、獲物を前にすると我慢できずに攻撃を開始してしまいます。シャドウの命令であれば制止することができますが、待機中はストレスを感じ、後で物を破壊してしまうことがあります。

シャドウガーデンの目的やディアボロス教団との関係性は理解していませんが、自分の体を治してくれたシャドウへの恩義から、シャドウとアルファへの個人的な服従を通じて命令に従っています。彼女にとってシャドウガーデンはシャドウを頂点とする群れとして認識されています。

戦闘時には羞恥心が薄く、スライムボディスーツが溶けた際にはビキニアーマーのような状態で戦いを続けています。シャドウを「ボス」と呼び、彼に忠誠を誓っています。