エリザベローII世

プロデンス王国の国王であり、「戦う王」として知られる彼は、57歳で2月2日生まれのみずがめ座、F型の血液型を持つ。彼の身長は436cmで、好物はフルーツパンチである。王冠とマントを身につけた筋骨隆々の男性であり、生まれながらの破壊兵器と称されるほどの力を持つ。彼は過去に敵国の要塞に拳で風穴を開けた伝説を持ち、何度も国の危機を救ってきた。リク王に深い恩義を感じており、リク王が失脚してからは戦争が頻繁に起こる現状を憂えている。派手な外見とは裏腹に平和を愛し、義理堅く友情を大切にする性格から、国民に愛されている。

彼はコリーダコロシアムの剣闘会にダガマと共に出場し、Bブロックで戦った。序盤はダガマらに護衛されながらウォーミングアップを続け、終盤には「キング・パンチ」を放ち、ベラミーやブルー・ギリーなどの有力選手を場外に吹き飛ばした。しかし、バルトロメオにはその能力で攻撃を防がれ、敗れた。その後、「鳥カゴ」発動時にはリク王とウソップへの恩義からルフィのドフラミンゴ討伐に加わり、ゾロがピーカを倒した際には、ピーカの抜け殻となった巨石を「キング・パンチ」で粉砕し、ウソップやリク王を救った。ドフラミンゴが倒された後は、「鳥カゴ」の押し出しに協力し、リク王の復帰を近隣諸国に伝え、リク王に王位への復帰を促した。

世界会議編では、海軍の護衛を断り、ドレスローザ一行と共にマリージョアへ向かい、途中でコビーとヘルメッポの部隊の護衛を受けて到着した。

彼の技「キング・パンチ」は、1時間の精神集中とウォーミングアップを必要とするが、命中すれば四皇をも沈めるほどの威力を誇る。また、ウォーミングアップ時間を短縮し威力を抑えた「ライト版 キングパンチ」も使用可能である。