アウロラ

彼女は「災厄の魔女」として知られています。世界に混乱をもたらしたとされるが、その具体的な行動についての記録は残されていません。

リンドブルムの女神の試練で、シャドウによって召喚されました。彼女は名前が不明であるため、「ヴァイオレットさん」と呼ばれています。赤い液体で形成された槍で攻撃を試みますが、シャドウには全力を出せないことを見抜かれ、簡単に倒されてしまいます。

その後、聖域でシドと出会い、彼によって拘束が解かれ、共に行動するようになります。聖域からの解放は彼女にとって自由を意味し、シドに感謝して旅立ちます。

彼女は意識体として世界を旅し、血の女王エリザベートとの戦いでクレアが重傷を負った際、シドへの恩返しとして一時的にクレアの体を借り、シャドウが到着するまでの時間を稼ぎます。その後、クレアと一方的に契約を結び、必要な時に力を貸すことになります。

彼女は実はディアボロスという存在で、約1000年前に類稀な魔力を持っていたため、聖教によって隔離されていました。原因不明の突然変異でディアボロスに変わってしまったのです。

Web版では、シドがラギッタの古城で「ディアボロスの小指」を見つけ、治療を施して元のサイズに戻します。彼女は自身の肉体に憑依しやすいため、小指に憑依し、シドと共に「ディアボロスの部位」を探すことになります。

テレビアニメ版では、クレアとの契約シーンで現実世界の学校の保険室を模した高度な技術の空間で登場します。また、エリザベートとの戦いでシャドウが使った技を真似しようとしますが、クレアの体が魔力に耐えられずに自壊してしまいます。

彼女はシドと互角に戦える数少ない存在であり、シャドウガーデン関係者以外でシドがシャドウであることを知る唯一の人物です。