ゼウス

神々の頂点に立つ彼は、全宇宙の父と称され、戦闘を好む性格から「戦闘愛好嗜虐変態神」とも呼ばれています。彼はヴァルハラ評議会の議長を務め、神々の中でも特に強大な力を持つ存在です。

当初、最終戦に出場する予定でしたが、待ちきれずにシヴァとの交渉を経て、第2回戦に出場することになりました。第6回戦では、釈迦が人類側で出場すると宣言した際、他の神々が動揺する中、彼はルールに則り釈迦の出場を認めました。釈迦の対戦相手として毘沙門天を選び、自らも再び戦いたいと願いつつ、その選択を支持しました。

普段は細身の老人の姿をしていますが、戦闘時には筋肉が膨張し巨大な体へと変貌します。彼は武器を使わず、超音速を超える速さの拳で戦います。彼の最終手段は「阿陀磨須」という技で、これは筋肉を極限まで圧縮し凝縮させるものですが、使用すると大きな負荷がかかり、限界を迎えると元の姿に戻ってしまいます。ヘルメスによると、この状態は最大で約12〜13分持続すると言われています。