姫

この物語の中心人物は、名前は明かされないが「姫様」と呼ばれている王女で、国王軍の第三騎士団長でもある。彼女は金髪を長く伸ばし、常に小さな王冠を頭にのせていることが特徴である。スポーツに関連する場面では、王冠のロゴが入ったニット帽をかぶることもある。

姫様は戦士としての能力が非常に高く、特にスポーツを通じてその能力を発揮することが多い。例えば、バスケットボールのフリースローで、ルール違反とは知りながらもダンクシュートを決めてしまうほどである。また、ビーチチャンバラではその速さと技術で相手を圧倒する。

彼女は王族として厳しい教育を受けて育ったが、一方で庶民の生活にも精通しており、そのギャップが魅力の一つとなっている。国王軍の中でもトップクラスの実力者であり、多くの危険な戦場を生き抜いてきた。しかし、物語が始まるとき彼女は魔王軍に捕らえられており、捕虜としての生活を送っている。

捕虜とはいえ、彼女は比較的自由な環境で生活しており、スマートフォンの使用や足枷の自由な着脱が許可されている。また、魔王軍のメンバーとの関係も良好で、彼女自身、現在の生活に不満はないようだ。拷問の時間以外は、かつて共に戦った聖剣エクスと過ごすことが多い。

当初は拷問に抵抗していた姫様も、次第にその状況を楽しむようになり、拷問の内容についても自ら要望を出すことが増えている。彼女は戦いでの傷は恐れないが、注射が苦手で、健康診断の際には泣いてしまうこともある。このように、彼女のキャラクターは戦士としての強さと、意外な弱点が組み合わさっている。