シュタルク

斧を使う17歳の若者で、勇者パーティーの戦士アイゼンの弟子である。彼は極端に臆病で自己評価が低いが、実は断崖に亀裂を入れるほどの力を持っている。アイゼンとのけんか別れ後、紅鏡竜の脅威に晒されている村で3年間過ごし、その後アイゼンの推薦でフリーレンの仲間に加わる。彼は無自覚ながらも紅鏡竜を一撃で倒す力を発揮し、フリーレンたちの旅に同行することになる。

彼は中央諸国クレ地方の戦士の村出身で、幼少期は父親から魔物と戦えない失敗作と見下されていたが、兄のシュトルツからは認められ愛されていた。アイゼンには「とんでもない戦士になる」と評され、フェルンからはその膂力と頑強さで化け物かと疑われるほどである。フェルンからは男性に対する免疫がなく、彼女に無意識の恐れを抱かれているが、彼も女性の扱いが苦手でありながら、互いに特別な感情を持っている。フェルンが不機嫌になると謝罪したり、デートのように連れ歩いたりすることから、ザインに「もう付き合っちゃえよ」と言われることもある。彼の好物は、アイゼンが誕生日に振る舞うハンバーグである。