キャラクター紹介
編集庇番寄騎は奥州総大将兼関東執事である。初登場時は斯波孫二郎(しば まごじろう)という名で、足利一門の名門出身であり、麒麟児と称される。1335年では15歳の少年として登場する。
彼は軍略に優れ、曲者揃いの関東庇番を巧みに操り、全体の戦略を描くことが得意であった。中先代の乱では多くの仲間を失うが、その過程で様々な経験を積み、成長を遂げる。乱が終わった後、直義から東国の統治を任され、冷徹かつ巧妙な指揮で北畠顕家を翻弄する。彼は師直一派の増長による足利家の分裂を予見し、義詮を籠絡し直義派の勢力を保持しようと画策する。
1337年、鎌倉へ攻め上って来た顕家と時行の軍勢を杉本寺に籠城して迎撃。幾重にも策を張り巡らせて優勢に戦況を進めるも、想定外の邪魔が入り劣勢に転じる。顕家の提案で時行との一騎討ちに臨むことになり、庇番の仲間たちのために応戦する。彼は南北朝鬼ごっこの「復讐鬼」としての本心を露わにするが、最終的には時行に敗れ、若くしてその才能を活かせる時代に生まれた幸福を語りながら息絶えた。
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(最後の編集時間: 2024年8月17日20:58)
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