戸塚弥彦（とつか やひこ）

葛城派に属する男子生徒で、彼を慕い、また彼からも信頼を得ている。特に目立った能力はないが、優れた指導者に好かれるための処世術を身につけている。Aクラスの生徒としての誇りが高く、下位クラスの生徒を見下す傾向があり、特にDクラスの生徒を「不良品」と呼んで侮辱することがある。

2月に行われたクラス内投票で葛城が退学候補に挙がった際、クラス内で唯一反対の姿勢を示したが、最終的には葛城から今後は有栖に従うように言われ、涙を飲んで引き下がった。

しかし、有栖の本当の狙いは葛城ではなく、実は戸塚自身であった。彼女の策略にはまり、退学に追い込まれることとなった。