ティセ・ガーランド

小柄な少女であり、「アサシン」の加護を持つ彼女は、勇者パーティーに加わることになる。ギデオンの離脱による空席を埋めるため、暗殺者ギルドを通じてアレスと契約したのだ。彼女は以前、同僚から飛空艇の操縦方法を学んでおり、遺跡で発見された飛空艇を操る任務を任されることに。ルーティと共にゾルタンへ向かう際には、操縦士として同行した。

ルーティとの旅を通じて、彼女の苦悩を知り、支えたいと願うようになる。やがて、ルーティの初めての友達となり、彼女の心の支えとなる。彼女は蜘蛛の相棒「うげうげさん」と共に行動する。

暗殺者としての訓練を受けているため、感情を表情に出さないよう努めているが、実は感情豊かで小心者。ルーティの強烈な個性や、ゾルタンでの非常識な行動に内心で突っ込みを入れたり、現実逃避をしたりしている。

勇者パーティーの中で最も常識人でありながら、自身の趣味にはこだわりを持つ。特に風呂とおでんが大好きで、暗殺ギルド内では風呂レビュアーとして知られ、おでんに関しては米を使うことに対して熱く語ることがある。

暗殺者としての誇りも強く、ギルドを無断で抜け出し、ギルドの名を騙って暗殺を行う者や、依頼者の情報を漏らす者には容赦ない態度を取る。

ある事件で、シサンダンの策略によりルーティに斬られ、重傷を負うが、テオドラによって治療される。

うげうげさんについて、彼はティセの小さな蜘蛛の相棒で、「闘士」の加護を持ち、小さいながらも強靭で、簡単には死なない。料理のスキルも持っており、名前の「さん」は敬称を含むため、正しくは「うげうげさん"さん"」と呼ばれるべきである。