『血の女王』エリザベート

始祖の吸血鬼は、かつてクリムゾンの策略により暴走し、3日間で3つの国に甚大な被害を与えました。自らを止めるため心臓を刺すも、失敗し仮死状態に陥りました。クリムゾンは彼の棺を奪い、人間を生贄にして彼を再び目覚めさせようとしました。その際、シャドウが現れて対峙し、彼の「アイ・アム・リカバリーアトミック」を受けて血の暴走が収まりました。

その後、彼はメアリーと共に「安息の地」を求めて旅に出ました。コミカライズ版では、旅立ちの直前にシドが近くを通りかかり、彼に意味ありげな表情を見せましたが、彼がシャドウであることに気づいているかは明らかではありません。『マスターオブガーデン』では、血の暴走が収まった後、彼との会話が可能で、シャドウを「紳士様」と呼んでいます。

Web版や書籍版ではその後の彼の登場はありませんが、テレビアニメ版では第2期第8話で、メアリーと共にミツゴシ温泉ランドでの一幕が描かれています。彼は傘で顔を隠しながら列に並び、その後アレクシアと共にサウナに入り、湯上りにはメアリーにうちわで扇がれながらリラックスしている姿が描かれました。