烏 旅人（からす たびと）

彼は大阪府出身で、青い監獄選抜チームのDMFとして活躍している。背番号6番をつけ、泣きボクロと関西弁が特徴的である。彼は氷織と同じ関西のユースチーム出身で、氷織より一歳年上だ。彼は自称「分析屋」で、人間観察が趣味であり、他人の行動や心理に深い興味を持っている。その分析力は折り紙つきで、氷織の心理を見抜き、彼に的確なアドバイスを与えたことがある。

彼は三次選考でTOP6に入り、乙夜と共にチームBの代表に選ばれた。彼は相手の重心をずらすフェイント技術と、腕を使って有利な領域を確保しながらボールをキープすることを得意としている。また、マークした相手の弱点を突いて徹底的に追い詰める戦い方から、「殺し屋」という異名で恐れられている。対日本代表戦では、青い監獄No.1のボールキープ力と分析力を活かし、ボランチとして心臓役を務めた。

U-20日本代表選では、攻守両面でチームの勝利に貢献し、攻めのチャンスを作り出したり、ディフェンスを立て直したり、シュートのきっかけを作るなど、得点はなかったものの重要な役割を果たした。

「新英雄大戦」ではフランス代表として参加し、初戦のMFとしてイタリアチームに勝利を収めた。スペイン戦ではロキの指導のもと、士道を中心としたフォーメーションで戦った。イタリア戦後には1200万、イングランド戦後には2400万、スペイン戦後には3500万の年俸を獲得し、当時のランキングで15位に位置していた。