五月田根 美香子（さつきたね みかこ）

空美中学校の生徒会長は、実家が代々続く任侠道の家系に生まれた。彼は非常に高い戦闘能力を持ち、射撃から近接戦までこなすことができる。特に、400kgの握力を活かしたアイアンクローは彼の必殺技として知られている。

彼はまた、非常に頭が良く、他人を巧みに操ることができるが、その性格は腹黒いとも評される。暇を見つけては他人をトラブルに巻き込むことを楽しんでいる。

幼馴染である守形との関係は深く、二人の家族間には古くからのつながりがある。公の場では彼を「守形くん」と呼ぶが、二人きりの時は「英くん」と呼ぶことで親密さを示している。彼は守形に対して強い感情を抱いており、美少年好きの智代が守形を追うエピソードでは、守形が智代を相手にしなかったにも関わらず、嫉妬心から怒りを露わにしていた。アニメ版では、ウェディングドレスを着て守形に寄り添うシーンも描かれている。

物語の序盤では登場シーンが少なく、本人もそのことに苛立ちを感じていたが、終盤に向けて守形との絡みが増え、テレビアニメ版では出番も増えている。