二人静（ふたりしずか）

ある超能力者の組織に属する人物で、その外見は若々しい少女に見えるが、実際は長寿を得た経鴓豊富な存在だ。彼女はエナジードレインという異能を持ち、触れた相手から生命力を吸収することができる。その力により、常人を超える体力や再生力、さらには長い寿命を持っている。彼女の実年齢は100歳を超えているとされ、その外見とは裏腐れした面もあり、「ロリババァ」と呼ばれることも。彼女の着ている和服の色から「紅紫」と呼ばれており、本名は明らかではない。

彼女は初めて登場したとき、超常現象対策局の佐々木とは敵対していた。しかし、佐々木の魔法の力を目の当たりにし、また彼の言動から彼が異能力者として超常現象対策局に潜り込んでいると推測した。その後、彼女は佐々木の異世界交易を手助けし、徐々に彼と協力するようになる。しかし、彼女の計画がピーちゃんによって阻止される事件があり、以降は無理な策略を諦め、正式に超常現象対策局に協力することを決めた。

超常現象対策局での彼女の役割は、異世界との交易に関しての専門知識や人脈、資産を生かし、周到に動く重要なポジションである。彼女の経済力や技術は、局内でのさまざまな状況を解決するのに役立っている。佐々木と共に働くことで彼にとっても心強い存在となり、彼は彼女に依存するようになっている。

物語が進むにつれて、彼女は登場シーンが増え、多くの活躍を見せることとなった。作者は彼女をただの便利なキャラクターとして描く予定だったが、彼女のキャラクターは想定外の展開を迎え、物語に深みを加えている。