嘴平 伊之助(はしびら いのすけ)
嘴平 伊之助(はしびら いのすけ), Inosuke Hashibira, 嘴平伊之助
はじめに
編集炭治郎の同期にあたる鬼殺隊剣士で、15歳。身長は164cm、体重は63kg。捨て子として猪に育てられ、本名で活動している。天ぷらが好物となったきっかけは「藤の家」の老婆・ひさ(声 - 谷育子)が作ったものを食べたからである。
猪の被り物をしているが、素顔は女性的で整っており、上半身は裸、隊服はズボンのみを着用し、腰や脛に毛皮を巻いている。日輪刀は最初、他の隊士から奪ったもので、鍔と柄がなく布を巻き付けただけの2本の刀を使用していたが、那田蜘蛛山の戦いで折れた後、刀鍛冶・鉄穴森により正式に打ち直された。しかし、受領直後に石で叩いて最初の刀のように刃こぼれさせ、鉄穴森の怒りを買った。
鬼殺隊員と力比べをして日輪刀を奪い、最終選別や鬼の情報を得た。育手の指導を受けずに最終選別を生き残り、鬼殺隊に入隊した。響凱との戦いで、稀血の少年・清(声 - 土岐隼一)を巡り、激しく戦った。炭治郎と同期だが、最終選別後に誰よりも早く下山し、その時点では炭治郎と面識がなく、初対面は鼓屋敷での戦いの時だった。
戦うことを好む野生児で、戦闘中は「猪突猛進、猪突猛進」と叫びながら剣を振るう。文盲だが語彙は豊富で、難解な熟語を使うことがある。これは幼少期に世話をしてくれた老人の影響である。他人の名前を覚えるのが苦手で、勝手にあだ名をつけて呼ぶが、正しく名前を言えるのは7回に1回ほどである。
粗野で粗暴だが、精神的には打たれ弱く、敗北すると落ち込むが、他人から煽られると逆にやる気を出す。人の情けや優しさを理解できなかったが、炭治郎たちとの行動を通じて情緒が育ち始め、自らの変化に困惑する。
独自の呼吸法「獣の呼吸」で鬼を倒す。触覚が非常に優れ、空気の微かな揺らぎを感知し、視線や殺気も察知できる。毒や薬が効きにくく、関節の脱着や内臓の移動で致命傷を避けることも可能である。
(ビューカウント: 1)
(最後の編集時間: 2024年6月24日17:11)
(最近編集した: K K )
あなたの意見を聞かせてください