アイシア

リオと結びついている美しい人間型精霊は、美春とセリアに評されると絶世の美女であり、特徴的なピンク色の髪を持つ。彼女は春人との共通の記憶を有しているが、なぜリオとの契約が結ばれたか、自己が何者であるかの記憶は存在しない。名前がない彼女は「暖かな春」または「美しい春」を意味する「アイシア」という名前をリオ（主に美春の影響により）によって名づけられる。

彼女は契約精霊としてリオと深く結びついており、自らを「春人のため」に存在すると語る。アイシアのすべての行動はリオのためを考慮に入れて考えられており、リオが自己破壊的な行動をとる場合にはリオを説得する。特に、リオの周囲の女性（美春とセリアを含む）には、リオとの関係を深めたいと示唆する行動をとることが多い。

アイシアは無頓着であり、寝ているリオのベッドに裸で潜ってしまったこともある。戦闘能力においては、リオの能力をコピーすることができるため、リオと同等の力を持つ。彼女はレイスを圧倒するほどの戦闘力を持ちながらも、逃げてしまった。精霊としてのレベルは中位以上ではあるが、自我が弱く、ドリュアスの言によれば、低位から中位に昇格したばかりの未熟な精霊に近い存在であるという。