大室 撫子（おおむろ なでしこ）

花子と櫻子の18歳の姉である彼女は、昔と比べて短くなった髪と、かつてかけていたメガネが特徴的です。中学の頃は櫻子とよく似た外見をしていました。櫻子よりも真面目で控えめな性格の彼女は、しばしば櫻子の行動を非難します。家族ぐるみでの付き合いが長い向日葵とは幼名で「ひま子」と呼び、櫻子と向日葵が以前親しくしていた時期をよく知っています。また、成熟した性格の楓に特別な敬意を持ち、花子と一緒に楓を気にかけています。

大室家のストーリーでは、彼女は重要な役割を担っています。家では時々櫻子の振る舞いを煩わしく思っていますが、彼女たち姉妹の仲が良い一面もあります。外では藍、美穂、めぐみの3人と頻繁に行動し、彼女たちの誰か一人と密かな交際があることが明らかになっています。『ゆるゆり』のエピソードでは、彼女が「誰か」と意味深な会話をするシーンがあり、その内容が向日葵を心配させています。