アルガルド・ボナ・パレッティア

王室の末弟で王太子を務める15歳の少年。かつて姉のユフィリアと婚約の約束があったが、現在はそれを解消している。姉との確執が生じ、劣等感や敵意を抱えている。幼少期はユフィリアと非常に仲が良かったものの、彼女が開発した魔法科学およびその人気が原因で、二人の関係に亀裂が生まれた。

その後、彼は自らの感情を抱えながら姉の離宮に侵入し、イリアとの戦いでレイニの魔石を手に入れた。その直後、現れたユフィリアと壮絶な戦いを展開し、互いに認め合った結果、廃嫡されることとなる。その後は辺境地に送られ、厳しい監視の下に置かれることになった。