オトヒメ

かつてリュウグウ王国の王妃であり、金魚の人魚として知られる彼女は、魚人島出身で、36歳の若さでこの世を去った。彼女の誕生日は1月10日で、身長は224cm、やぎ座、血液型はS型である。彼女が好んでいたのは海藻マリネだった。

彼女は生まれながらにして強い「見聞色の覇気」を持ち、人の心の声を聞く能力があった。そのため、他人を助けることに対する情熱は人一倍強く、自らの脆弱な体を顧みずに他者のために尽くすことを厭わなかった。その姿勢が国民に愛され、彼女は「愛の人」として親しまれていた。

彼女は人間との共存を強く願い、その実現のために街頭演説を行ったり、リュウグウ王国を地上に移すための署名活動を行っていた。10年前には、魚人島に漂着した天竜人ミョスガルド聖を治療し、彼と共に地上へ行くことで人間との友好を促進するための書状を手に入れた。しかし、その成果が実る前に、ギョンコルド広場でホーディによる凶弾に倒れ、息子たちとの最後の約束を交わす間もなく命を落とした。