砂川 愛（すなかわ あい）

彼女は誠の姉で、名古屋の桜咲大学に通う1年生です。猛男からは「姉さん」と呼ばれ、面倒見が良くしっかりした性格の持ち主です。小学6年生の時から猛男のことが好きでしたが、彼には自分以外に適当な女性がいないと思い込んでいました。しかし、猛男が凜子と付き合い始めると、彼女は失恋を経験します。当初は二人の関係を認めたくなかったものの、凜子が猛男のことで悩む姿に共感し、後押しをすることで彼らの理解者となりました。それでも、猛男への思いを完全には諦めきれていません。

彼女は催眠術にかかりやすい体質で、ある飲み会で面白半分にかけられた催眠術で猛男への未練を口にしてしまいます。この出来事がきっかけで、織田に猛男に告白するよう促されますが、彼女はその想いを一生伝えないと決め、告白を断念します。当初は猛男と凜子がキスする場面を想像して涙が出そうになりましたが、時間が経つにつれて織田のことを好きになっていきます。