安倍晴明

百鬼学園の2年3組を担当する25歳の教師。身長は188cmで、誕生日は2月21日。国語を教え、生物部の顧問も務めている。彼はこの物語の主人公で、セーラー服をこよなく愛する変わり者だ。平安時代の陰陽師、安倍晴明の子孫であり、その生まれ変わりでもあるため、強力な退魔の力を持っている。彼の右腕には常に数珠が巻かれており、これはその力を抑えるためのものだが、本人はそのことを知らず、一日に一度しか力を使えないと思い込んでいる。

彼は非常に臆病で、特にコンビニにたむろする中学生が苦手だ。不運に見舞われることが多く、方向音痴のためよく迷子になる。自宅には大量のセーラー服が飾られており、セーラー服の話になると我を忘れることがある。運動神経が良く、奇妙な行動をとることから、妖怪たちには「妖怪よりも妖怪らしい」と評されている。

基本的には生徒を大切にする優しい性格だが、目的のためには手段を選ばない一面もある。戦略家としての才能もあり、妖怪の特性を活かした作戦を立てるのが得意だ。実家は大阪で神社を営んでおり、双子の兄がその後を継ぐ予定である。