2024年8月21日 (現行バージョン)

cover
一ノ瀬 小百合(いちのせ さゆり)
一之瀨小百合 Sayuri Ichinose
性別:女
年齢:77
ちづるの祖母は、かつて「鳳小百合」という名前で名を馳せた天才女優で、板橋第三病院に入院していました。ちづるの父が彼女が幼いころに家を出てしまい、母や祖父も既に亡くなっていたため、祖母はちづるにとって唯一の家族でした。彼女は時折、自分の死期が近いことを冗談めかして話していました。 ちづるが和也と交際していることを知った祖母は、和の家族とも親しくなり、和からは「さゆたそ」と呼ばれていました。後に退院し、和とその家族と一緒に温泉旅館を訪れましたが、その後再検査のため再び入院することになりました。 千鶴と和也の合同誕生日会の際に容体が悪化し、医師から余命が短いと告げられました。それでも周囲に心配をかけまいと振る舞っていましたが、和にはその心情を見抜かれていました。自主制作映画の下見中に容体が急変し、病院に運ばれました。そこで断片的に映画を見ることができましたが、ちづるに想いを伝えた後、そのまま息を引き取りました。

(編集者: K K)