2024年6月16日 (現行バージョン )

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花奏 すず(かなで すず)
花奏铃 Suzu Kanade
性別:女
すずは本作のヒロインで、祭里の幼なじみかつ高校のクラスメイトです。彼女は妖巫女としての強い生命力を持ち、幼い頃から妖と友達として育ちました。彼女の口癖は「もーれつ」とよく使われ、「凄い」や「絶対」という意味が含まれています。 特徴的な黒髪のボブカットを持つ美少女で、自身のやや太い脚を気にしています。甘いものが大好きで、家族が経営する喫茶店「Melody Bell」でスイーツメニューの監修もしています。幼少期には妖が見えることから変人とされ孤立していましたが、妖が見える祭里と友達になり、徐々に明るさを取り戻し、彼に恋心を抱くようになります。 祭里が祓忍となった後、彼が自分を妖から遠ざけようとする姿勢に反発し、対立していましたが、祭里がシロガネの呪いを受けたことが原因で彼をサポートするうちに関係が改善します。祭里が男に戻れない可能性に危機感を抱き、シロガネの退治に反対し、二人の仲を取り持とうと奔走します。シロガネを魅了するために自家製スイーツ「すずだんご」を作り、これがシロガネにも絶賛されます。 すずは三大欲求が旺盛で、特に祭里への恋心が明らかになってからは積極的になります。シロガネからは「ハレンチ巫女」と呼ばれ、その過剰な生命力が妖巫女としての性質と関連があるかどうかは不明です。 彼女は多くの妖との戦いを経て妖巫女としての能力を使いこなすようになり、やがてシロガネに代わる「妖の王」として崇拝されるようになります。 すずの精神世界には「かなで」と名乗る別人格が存在します。これは幼少時のすずの姿で、過去12代の妖巫女の記憶を全て引き継いでいます。祭里との出会いがきっかけで主人格のすずから過去の記憶を分離し、「かなで」として誕生しました。

(編集者: K K)