2024年8月23日 (現行バージョン)

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成瀬 詩守斗(なるせ しすと)
成瀨詩守斗 Shisuto Naruse
性別:男
成瀬くんは、自分を美しいと信じているナルシストです。彼は1年1組から2年1組、そして3年4組へと進級しました。髪は整髪料でしっかりとセットし、ジャスティン・ビーバーの洋楽を愛聴しながら、自分の美しさを演出することに余念がありません。自信家であり、メンタルは鋼のように強く、「折れない、めげない、挫けない」が彼のキャッチコピーです。しかし、他人を見下すことはなく、誰に対してもその良いところを見極め、正しく評価しています。社交的で、修学旅行では同じ班の片居や旅館で同室になった不良グループともすぐに打ち解けました。学業成績も優秀です。細マッチョですが、運動音痴で泳げないという一面もあります。実は大の臆病者という弱点も抱えています。 成瀬くんは、自分にふさわしいのは古見さんのような美しい存在だと考え、彼女に接近しようと試みていましたが、クラスメイトの妨害に遭い、電話番号を交換する寸前で失敗に終わります。そこで、米谷の仲介で只野と電話番号を交換し、友人関係を築きました。それ以来、只野、米谷、片居と一緒に行動することが増えています。 ある夜、阿瀬から告白を受け、成瀬くんも告白し、交際を始めました。二人の関係は、2年の夏に成瀬が海で溺れた際、阿瀬が付き添ってくれたことがきっかけです。その後の肝試しでペアになった際、成瀬は阿瀬に感謝の意を伝え、彼女の美点を挙げて励ましました。以後、文化祭やスキー、修学旅行などで二人のツーショットが増え、徐々にお互いを意識するようになりました。ホワイトデーには、古見と只野がデートした同日に、成瀬と阿瀬もショッピングに出かけ、駅で偶然只野たちと出会いました。学校でもツーショットが増えたことで、万場木に阿瀬が尋問され、交際が第三者に露見しました。加藤家での女子会で、万場木、古見、加藤、佐々木、潔が告白の経緯を確認し、交際の事実は万場木から只野に伝わり、3年4組のクラスメイトにも公認されました。 交際において、成瀬は阿瀬に自分の無様な側面をさらけ出し、普段他人には見せない純情な一面を見せています。また、夏祭りデートでは、はぐれないように阿瀬に腕を差し出す男気も見せました。成瀬はクラスメイトに阿瀬とキスをしたと話していますが、阿瀬は否定しています。 成瀬くんは存在感が強いため、図書館では黙っていてもハリセンで叩かれることがあります。少し理不尽です。21巻時点では「友達100人できるかな?」リストに加わっていませんでしたが、24巻でリストに加わりました。人気投票では第25位にランクインしています。

(編集者: K K)