2024年8月15日 (現行バージョン)

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リク・ドーラ
里克 Riku Dola
性別:男
年齢:18-20
大戦中に生きていたリクは、当時2000人弱の集落を率いるリーダーだった。その外見は空に似ている。彼の故郷は、龍精種と機凱種の交戦の流れ弾によって壊滅し、両親を失った。その後、リクはコローネがいた集落にたどり着いたが、その集落も後に壊滅してしまう。 それでも、わずか13歳のリクは、子供離れした判断力により、1000人超の集落の長として選ばれた。生存者を守るため、彼は累計48名の部下に死を命じ、その結果として自己矛盾に苦しんでいた。普段は本心を隠し、作り上げた偽りの自己で日々を過ごしていたが、自室では本当の自分を解放していた。 シュヴィはリクの本心(誰にも死んで欲しくない)を見抜き、二人は大戦を終わらせるために計略を巡らせた。リクはシュヴィに求婚し、異種族間の結婚を果たした(おそらく史上初)。最終的にリクはシュヴィを犠牲にしながらも、星の核を貫き『星杯』を出現させ、大戦を終結させた。しかし、リク自身はその余波で消失してしまう。 テトは、リクとシュヴィを現時点の『 』よりもずっと強いと評価している(『 』が攻略を保留にしているリアル人生ゲームに挑み、“引き分け”に持ち込んだ点を踏まえて)。 リクの特徴は、“自分自身すら欺く”能力を持つことだ。大人としての一面と子供としての一面を兼ね備えた彼は、そのバランスが空よりも優れていたが、一方で、自分自身に嘘をつくことにもなり、大戦終了時には後悔を抱えながら死ぬこととなる。それでもリクは最後まで“カッコよく生きる”ことに執着していたが、空は最初から“最高にダサく生きる”ことを信条としており、二人は対照的な存在であった。

(編集者: A A)