2024年6月24日 (現行バージョン)

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童磨(どうま)
童磨 Douma
性別:男
上弦の弐として知られるこの青年は、洋風にアレンジされた着物を身に纏い、白橡色の長髪に血のような模様が特徴です。彼は生まれながらにして虹色の瞳を持ち、万世極楽教の教祖として人々の間で知られています。人間時代の姿を保ちつつ、表向きは人間社会で活動しています。 彼の性格は飄々としており、常に笑顔を絶やさない陽気な人物です。しかし、他人の痛みや感情には無頓着で、しばしば無意識のうちに相手を逆撫でしてしまいます。鬼の中では少し浮いた存在ですが、彼自身は皆と仲良くしていると思っています。彼は無惨に心酔しており、上弦の先輩たちを敬っています。 彼の感情表現は表面的で、その真の人物像は非常に無機質で虚無的です。自身の肉体の損傷にも動じないことから、現代のサイコパスとも言える性格をしています。20歳の頃に無惨と出会い、鬼となりました。猗窩座よりも後から鬼となった彼は、迅速に力をつけ、上弦の弐にまで上り詰めました。 人間だった頃は、両覧に神童として持ち上げられたものの、彼自身は極楽も地獄も信じていない無神論者でした。彼は「馬鹿で可哀想な民を救ってやらねば」という信条のもと、教祖として活動していました。鬼となってからは、苦しみから解放する名目で信者たちを食べ、彼らを「救済」していると称しています。彼は女性を好んで食べることを好み、その嗜好はかなり歪んでいます。 戦闘では、鉄扇を武器に冷気の血鬼術を使いこなします。彼の技は敵の感覚器や呼吸器系を攻撃し、弱らせる効果があります。また、情報を集めるために敵に全力を出させてから仕留めるという合理的な戦い方をします。 彼はかつて胡蝶カナエを殺害した鬼であり、無限城でしのぶと対決しました。しのぶの毒を分解し、彼女を殺害した後、全身を体内に取り込みました。しかし、その後の戦いでしのぶの毒が効き、弱ったところを斬首されて敗れました。最期にはしのぶの魂と再会し、彼女に惚れ込みましたが、彼の申し出は却下され、滅びました。

(編集者: K K)