2024年9月2日 (現行バージョン)

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ジン=フリークス
金·富力士 Ging Freecss
性別:男
ゴンの父親であり、二ツ星ハンターとして特に遺跡ハンターとして知られる彼は、くじら島出身で32歳。12歳の時に「欲しいものがある」として島を飛び出し、10年後に赤ん坊のゴンを連れて帰郷。その際、ゴン宛のメッセージをミトに託し、再び姿を消した。彼の弟子にはカイトがいる。外見はターバンを巻いた無精ひげの男性で、少年時代はゴンに似ていた。 彼は父親としての責任を自覚しつつも、ゴンに会うことを避けている。しかし、「それでも会いたければ見つけてみろ」とのメッセージを残している。ゴンが一流のハンターになることを望んでおり、レイザーにはゴンと対決する際には本気で挑むよう依頼している。ビスケは、グリードアイランドがゴンの修行のために作られたと推測している。ゴンはG・Iクリア後に再会の機会を得たが、キルアの同行を望んだため実現しなかった。 彼は第267期ハンター試験の唯一の合格者で、世界中で活躍するハンター。遺跡発掘の分野で歴史的な業績を残し、その仕事は遺跡保護のマニュアルとして世界的に普及している。カイトやサトツも彼を「最高のハンター」と認めているが、本人は三ツ星の申請を面倒がり、ハンター証も手放している。個人情報を秘匿しており、彼を知ることは難しい。場当たり的な言動で周囲を混乱させることが多く、規約違反や行方不明になることもあるため、他のハンターからはあまり好かれていない。パリストンは「噂ほどめちゃくちゃではない」と評し、本人も「小さな無茶を重ねているだけ」と語っている。 会長選挙編では十二支ん「亥」として登場し、選挙を有利に進めるパリストンに対抗する策を巡らせる。選挙の目的は会長になることではなく、「自身が楽しむ」こと。選挙終了直前にゴンと対面し、カイトの件で落ち込むゴンを励ました。ゴンとは打ち解けたものの、ゴンからは「親子としての実感がない」と言われている。暗黒大陸を冒険するため、カキン=ビヨンドの探検隊に加わる。 彼の実力は高く評価されているが、念能力の詳細は不明。ネテロ会長からは「世界で五本の指に入る」と評価されている。打撃系の能力は一度受けると大体マネできるが、これはトレース能力ではなく才能によるもの。レオリオの能力を自分のものにし、応用でオーラをエコーとした感知能力も披露する。実用性のない「オーラのイボクリ遊び」が得意で、ゴンへのメッセージには操作の念をかけていた。グリードアイランドのゲームマスターとしても活躍していたが、完成後の運用には関与していない。アニメ第1作ではミトの回想シーンで少年時代が描かれている。

(編集者: K K)