2024年8月6日 (現行バージョン)

cover
白銀 御行(しろがね みゆき)
白银御行 Miyuki Shirogane
性別:男
年齢:17
本作の主人公の一人であり、高等部2年B組から3年A組に進級した男子生徒。生徒会の会長を務めており、以前は生徒会の庶務でもあった。9月9日生まれで血液型はO型。 父親と妹との三人暮らしで、父親の姿は彼にそっくりで、妹は同じ学園に通う中等部生。一人称は「俺」。髪の色が明るいが、これは漫画的な表現で、実際は純日本人。長時間の勉強の影響で近眼となり、極度の睡眠不足により目つきが悪いことを気にしている。好物は牡蠣。 学園内では一般階層の出身者としては少数派であり、高校からの外部入学者。通学には往復2時間かけてママチャリを使用している。周囲に迎合せず、スマホも本編開始当初は持っていなかった。自己認識が高く、偏差値77の優秀な成績で学校内でも常にトップであり、全国模試でも上位を争っている。その模範的な行動もあって、生徒たちからの信頼を集めているが、実際以上に美化されて見られることが多い。 漢検2級や英検準1級、危険物取扱者資格(乙4)、ひよこ鑑定士など、多数の資格を持つ。料理も得意で、弁当を自作することもあるが、生魚をさばくことはできない。一見完璧に見えるが、なぞなぞが苦手、自宅の風呂で溺れるほどのカナヅチ、昆虫が大の苦手、音痴でリズム感がなく、服飾のセンスが中学2年生で止まっているなど、様々な弱点を持つ。しかし、それらの弱点を克服するために努力し、一部はかなり改善されている。 身体能力は高く、自転車通学やアルバイトで基礎体力が鍛えられている。服飾センスのなさや私生活で学生服を着る習慣は家庭の貧しさに起因している。炒飯やカップ焼きそばへの工夫など、貧乏性のエピソードも多い。かぐやとは対照的に「努力型の天才」であり、1日10時間の勉強を欠かさず、空いた時間でアルバイトもしている。努力に対する中毒的な姿勢を持ち、他者も無意識のうちに巻き込もうとすることがある。 学園トップの成績維持には大きなプレッシャーがかかっており、1年次の成績は9位、4位、1位と上昇した。勉強が彼の唯一の武器であり、かぐやに負けたくないという思いから常に高成績を維持している。このプレッシャーや不安は他者に見せることはない。プライドが高く、やや思い込みが激しいが、善良な人間性を持ち、相談や悩み事にも誠心誠意応じる。 生徒会長になったきっかけは、入学1週間目に池の清掃ボランティア活動に参加した際、池に落ちた女生徒を助けたかぐやに惚れたことから。その後、かぐやに好意を抱いているが、自分から告白すると対等になれないと考え、かぐやからの告白を狙っている。 恋愛経験は少なく、かぐやからは「お可愛いこと…」と見下されることが多いが、これは実際にはほとんど言われていない。実家は貧しく、妹と部屋をカーテンで仕切って共用していた。 夢は一流大学で経営を学び、四宮グループに騙し取られた父の会社を取り戻すこと。実写版では平野紫耀が演じているが、ミコに「(白銀の)顔が全然タイプではない」と言われたエピソードがある。

(編集者: K K)