2024年6月18日 (現行バージョン )

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花御(はなみ)
花御 Hanami
性別:男
特級呪霊であり、森への恐れから生まれたこの存在は、自然を愛し地球を守ることを使命としている。彼は人間の言葉を理解するが、独自の言語体系を持ち、内容は理解できるが何を言っているのかは分からないとされる。そのため、他の呪霊や人間からは不気味がられていることが多い。五条には「雑草」と呼ばれている。 彼は冷静で紳士的な性格を持ち、理性的な呪霊として知られている。自然と人間の共存を否定し、自然を守るためには人間を滅ぼす必要があると信じている。戦闘においては、当初は目的達成の手段としてのみ見ていたが、後には戦いを楽しむようになった。 彼の術式は植物を操る能力に長けており、多様な植物を使って攻撃や心理戦を展開する。特に耐久力が高いが、弱点は「目」に相当する小さな樹である。領域展開「朶頤光海」は、相手の戦意を削ぐ花畑の効果を確実にする。 また、彼は植物に潜り込む特殊な気配を持ち、五条は彼を「限りなく精霊に近い存在」と評している。左肩には「供花」と呼ばれる目玉のついた花を持ち、これを使って周囲の植物の命を呪力に変え、放出する能力を持つが、通常はこの力を使うことに消極的である。 虎杖の死後、彼は漏瑚らと共に偽夏油と手を組み、渋谷事変編では五条との戦いで敗れることとなる。

(編集者: K K)