2024年8月15日 (現行バージョン)

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テト
特圖 Tet
性別:男
全てがゲームで決まる世界「ディスボード」に君臨する唯一神、テト。彼はトランプのスートの光をたたえた瞳を持ち、チェス盤模様のハンチング帽を被った少年の姿をしている。ディスボードに住む十六種族が彼への挑戦を怠っていることに退屈してしまい、異世界のネット上で『 』(くうはく)として知られていた空と白の兄妹をこの世界に呼び出したのだった。 テトはかつて《遊戯の神》と呼ばれていたが、『大戦』の最終盤で「星杯」が顕現した際、たった二人に信頼され誕生した最後にして“最弱”の神霊種だった。彼は「星杯」を手に入れて唯一神となり、【十の盟約】を宣言することでディスボードの世界をゲームで決まる世界に変えたのだ。 『大戦』のさなか、名も無き種族だった人間を見たテトは、その学びと耐性の蓄積、そして決して抵抗を止めなかった点を称賛し、ついに戦争を終わらせた偉業を認めて"人類種"に『免疫(イマニティ)』という名を授けた。 テトが手にする「星杯」は、どんな未来でも簡単に作り出せる「万能」の力を持っている。また、神霊種たちは様々な程度で未来視の力を持っているが、テト自身は「未来を見て何かいいことがあったかい?」と述べ、未来視を一切使わない主義を貫いている。そのため、彼は自らの趣味の良さを誇りにしている。 力を制約することで他種族の姿になることもでき、実際に人類種になる際には体質が変化し、数日間寝食をしないまま倒れてしまうこともあった。

(編集者: K K)