2024年8月31日 (現行バージョン)

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リン
小玲 Lin
性別:女
油屋で働く少女で、見た目は14歳くらい。自分のことを「オレ」や「あたい」と呼び、他人を「お前」や「あんた」と呼ぶ。仕事中は前掛けをつけている。口調は荒っぽいが、性格はさっぱりしていて頼りがいがある。最初は人間の千尋に驚いて少し冷たく接していたが、千尋が雇われることが決まると、彼女の努力を認め、「うまくやったなぁ」と声をかけ、仕事を教えるようになる。千尋と一緒に風呂釜を掃除する際には、薬湯の札の使い方を教えたり、湯を入れるための綱を引かせたりした。 彼女の出自は不明で、湯屋で働くことに不満を抱いており、いつか海の向こうの町に行くことを夢見ている。そのため、雇い主の湯婆婆に対する忠誠心はなく、湯婆婆やハクを呼び捨てにし、上司に対してもため口で話す。 彼女以外にも、江戸時代の小湯女に似た外見の少女たちが何人かいる。彼女たちは人間ではないようで、千尋に対しても他の従業員と同じように接している。カオナシが去る際には、「千に何かしたら許さないからな」と叫んでいた。好物はイモリの黒焼きで、油屋では貴重な品として人気がある。

(編集者: K K)