2024年7月7日 (現行バージョン)

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クロエ・オベール
克萝耶·欧贝尔 Chloe Aubert
性別:女
年齢:10
身長:113
10歳の少女で、おとなしい性格を持つ彼女は、不完全な召喚により生じた弊害で命が短いことが判明している。彼女は物語の第4巻でイングラシア王国を訪れ、そこでリムルと出会い、彼を先生と慕い始める。リムルと共に精霊の棲家を訪れた彼女は、クロノアの魂を宿すことで一命を取り留める。リムルからはシズの抗魔の仮面を受け継ぎ、第9巻では魔国連邦の開国祭に参加し、ケンヤたちと共に魔国連邦で保護される。 第11巻ではリムルと共にルベリオス国を訪れ、グランベルの攻撃からヒナタが彼女を庇い命を落とす場面に遭遇する。ヒナタの魂と共に過去に時間遡行し、この世から姿を消す。時間遡行を経て、彼女は過去の輪廻の記憶を取り戻し、未来でユウキによって引き起こされる自身とリムルの死を避けるために、ルミナスの協力を得て勇者として活動する。その後、ルミナスによって聖櫃に封印されるが、ユウキによって封印が解かれ、クロノアとして復活する。リムルとルミナスの力により、彼女はクロエの意識を取り戻す。 彼女は「時間旅行(トキノタビビト)」という時間に干渉するユニークスキルを持ち、リムルの干渉により「時空之王(ヨグ・ソートス)」という究極能力を獲得し、時を止める力を得る。グランベルから「希望之王」の能力も受け継ぎ、ヒナタの“卵”と自身の“勇者の卵”が融合し、真の勇者として覚醒する。一時的にフェルドウェイに「希望之王」を支配されるが、ミカエルの並列存在から「正義之王」の権能を取り込み、「時空之王」が「時空之神(ヨグ=ソトホート)」へと進化する。 クロノアはクロエの別人格で、時間遡行したクロエが勇者として活動するために名乗った変名である。ヒナタが名付け、彼女の「簒奪者」を吸収し、リムルが死んだという記憶を基に悪徳の化身として行動する。しかし、リムルとの再会により破壊衝動が鎮静化し、「簒奪者」は「時空之王」に統合される。クロノアの意識が出ている時は大人の姿になり、第16巻ではフェルドウェイに支配された「希望之王」の制御に集中している間、クロエとは会話ができない状態になる。天通閣でリムルの代わりにミカエルと戦い、クロエと真の意味で一体となる。

(編集者: K K)