2024年8月17日 (現行バージョン)

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足利直義(あしかが ただよし)
足利直义 Tadayoshi Ashikaga
性別:男
尊氏の弟であり、理に基づいて行動する人物です。感覚で動く兄とは異なり、彼は理性的な判断を重んじます。兄との関係は良好ですが、彼は礼儀を重んじ、兄に対しては敬意を持って接します。さらに、兄に宿る異質な存在について疑念を抱いています。 鎌倉に赴任した際には鎌倉将軍府執権として、治安維持や復興に尽力し、民衆からの支持を集めました。数々の個性派が揃う関東庇番を理をもって統率しています。ただし、戦場ではその能力を発揮できず、戦の理解には欠けています。 中先代の乱では「金鬼」として、時行と対峙し、交渉や舌戦を挑みます。高僧のような威圧的な言葉で時行を屈服させようとしますが、足利が帝に反逆を企てていると指摘され、交渉は決裂します。戦いの中では三浦時明を理で制しようとしますが、その冷静さがかえって感情を動かせず、離反を招いてしまいます。最終的に敗北し、鎌倉から追われてしまいました。

(編集者: A A)