2024年9月17日 (現行バージョン)

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レティーツィア
萊蒂希雅 Letizia
性別:女
アーレンスバッハの領主候補生である彼女は、アウブ・アーレンスバッハとその第一夫人の養女であり、血縁上は孫にあたります。政変の影響で領主候補生が不足したため、ドレヴァンヒェルに嫁いだ娘の子供を第一夫人が引き取り、アウブ・アーレンスバッハと第一夫人の子として公式に認められました。 アウブに就任する際、同世代の領主候補生が上級貴族に降格されるアーレンスバッハの慣習を避けるため、ディートリンデが中継ぎのアウブとして就任し、フェルディナンドと王命により婚姻して二人の養女となることが決まっています。さらに、王命によりヒルデブラント王子と婚約し、成人後に婚姻してアウブに就任することが予定されています。フェルディナンドがアーレンスバッハに来てからは、彼の厳しい教育に苦労する日々を送っています。 フェルディナンドの教育の一環として、エーレンフェストにいるローゼマインと文通を始め、ローゼマインからはフェルディナンドを諫める言葉や、実の両親の声を録音したシュミルのぬいぐるみを贈られるほど親しくなりました。 ランツェナーヴェの侵攻では、ディートリンデとゲオルギーネに操られ、フェルディナンドに毒を盛る計画に利用されてしまいます。さらに、ランツェナーヴェの船に拉致されそうになりますが、アーレンスバッハに逆侵攻をかけたエーレンフェスト・ダンケルフェルガーの連合軍によって他の人質とともに救出されます。戦後は、ローゼマインとフェルディナンドの温情により、反逆した領地の領主一族ではなく被害者の一人として扱われ、新領地アレキサンドリアの領主候補生の地位に留まることになりました。

(編集者: K K)