2024年8月17日 (現行バージョン)

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筒隠 月子(つつかくし つきこ)
筒隱月子 Tsukiko Tsutsukakushi
性別:女
本作のヒロインの一人。一人称は「わたし」。彼女は陽人と同じ高校に通う高校1年生で、もみ上げは右側だけにあり、左側には尻尾のような一房のお下げが特徴的。幼い容姿で胸は小さく、瞳は青みがかっている。陽人から「猫のよう」と言われることもある。筒隠家の次女で、両親を幼少時に亡くし、姉のつくしと二人暮らし。友人たちからは「つーちゃん」と呼ばれており、姉とは目の色がそっくり。 本来は表情豊かな人物だが、自身の子供っぽい部分を嫌い、笑わない猫に「表情」を引き取ってもらおうと願った結果、感情が表情や語気に出なくなった。また、寂しがり屋で、姉との関係に悩んでいたことが「表情」を捨てる一因でもあった。和解後は表情を取り戻し、姉に譲る。本音も姉に伝わるまでの状況を描いている。彼女は大食いで、特に肉まんが大好物。 料理、絵、マッサージ、クレーンゲームが得意で、部屋には沢山のゲームやゾンビ映画のDVDが揃っている。ババ抜きや大富豪といったトランプ遊びも好きだが、歌は下手で、エミからはラフレシア並みの音痴と酷評されている。児童福祉クラブにも所属しており、他の部員たちと良好な関係を築いている。 陽人には好意を寄せており、毎朝彼を起こしに来たり、2人きりのときは下の名前で呼んでもらう。その一方で、陽人が他の女の子と仲良くしている姿を見ると嫉妬し、不機嫌になることも。特に梓とは姉妹のように慕う一方で恋のライバルとして衝突することもあったが、第7巻では和解し、互いに渾名で呼び合うようになる。 第6巻では、梓に「本当の意味での恋」を知らないことを指摘され、修学旅行でのトラブルの責任を陽人に押し付けてしまったことを反省。一人で立てる人間になると決意している。

(編集者: K K)