2024年8月15日 (現行バージョン)

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ヒルマ・シュグネウス
希爾瑪·敘格那斯 Hilma Cygnaeus
性別:女
麻薬取引部門の責任者であり、かつては高級娼婦だった彼女は、気だるげな雰囲気と未だに色香を漂わせる蠱惑的な女性です。 ゲヘナでマーレとエントマに自邸を襲撃され、拉致されました。ナザリックに連行された彼女は、「悪魔の洗礼」(恐怖公による体内からゴキブリに食い荒らされる拷問)を受け、心が完全に折れてしまいます。体の傷は癒えたものの、恐怖からナザリックに服従し、他の部門長との会合にアウラとマーレを招き入れました。 その後、「悪魔の洗礼」の後遺症で固形食を摂れなくなり、病的に痩せ細った姿となりました。王都で知り合ったフィリップを支援し、舞踏会の会場を提供する一方で、八本指の他の長と共にアルベドからの命令を受けています。フィリップがアルベドに好意を抱いたことにより精神的な疲労に悩まされ、王国がナザリックの支配下に入るのは時間の問題だと諦めています。他の八本指の同僚とは特に感情を持たないものの、全員が「悪魔の洗礼」を避けたいという共通の思いから、互いを気遣う皮肉な関係にあります。 魔導国の食料を聖王国に運ぶ輸送団がフィリップに襲撃された件で、魔導国に呼び出されました。フィリップの管理不行きの責任を問われ、アルベドから厳しい処分を受ける可能性が高かったものの、アインズの慈悲深い判断により、再発防止策の提出という軽微な処分で済みました。この公正な判断に感銘を受け、彼女は次第に魔導王に心酔していきます。

(編集者: K K)