2024年6月18日 (現行バージョン )

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両面宿儺(りょうめんすくな)
两面宿傩 Sukuna Ryoumen
性別:男
「宿儺」と呼ばれる存在は、特級呪物であり、1000年以上前の実在した人物が原型である。彼は生前、非常に強力な術師であり、その力は歴史上最強とされている。彼の死後、20本の指が特級呪物として残され、現代に至るまで封印されているが、その封印は徐々に弱まりつつある。 物語の中で、宿儺は虎杖悠仁に受肉する形で現れる。虎杖が彼の指を食べたことから始まり、宿儺は虎杖の体内に「伏魔御厨子」という生得領域を作り出し、時折その肉体の主導権を握る。宿儺が主導権を握ると、全身に文様が現れ、爪が黒く鋭く伸びるなどの変化が見られる。 宿儺は残忍な性格で、力を最も重んじる。彼は強者には興味を示し、弱者を蔑み、楽しむように痛めつける。特に伏黒恵に対しては、彼の「奥の手」に強い興味を持っている。 彼の術式には「御厨子(みづし)」があり、これにより「伏魔御厨子」という領域を展開することができる。この領域内では、彼の攻撃が絶え間なく続く。また、彼は反転術式を使って自身や他者の傷を治すことができ、見た呪術をすぐに習得する能力を持つ。 渋谷事変では、虎杖が気絶した際に宿儺が一時的に体の主導権を握り、多くの敵と戦う。この過程で、彼は多くの命を奪い、最終的には虎杖との契約により、一定の条件下で肉体を明け渡すこととなる。 宿儺の存在は、虎杖との関係や彼が引き起こす事件を通じて、物語において重要な役割を果たしている。彼の力、性格、そして虎杖との複雑な関係が、物語の展開に深い影響を与えている。

(編集者: K K)