2024年8月22日 (現行バージョン)

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渋井丸 拓男(しぶいまる たくお)
涩井丸拓男 Takuo Shibuimaru
性別:男
シブタク(自称)は、仲間から「タク」や「タクさん」と呼ばれている人物で、デスノートの2人目の犠牲者です。2003年11月28日、彼はコンビニの前で女性をナンパしているところを、学習塾から帰る途中の月に目撃されました。月はデスノートに彼の名前を書き、詳細な死因と状況を記して、その通りになるかを試しました。その結果、シブタクは逃げた女性を追いかけようとした際に、ダンプカーにバイクごと轢かれて死亡しました。彼は女性に自分の名前を口頭で伝えていたため、月は7つの漢字パターンを予想して書きましたが、偶然にも最初の表記が正解で、死の呪いが発動しました。 シブタクは迷惑な人間ではありましたが、犯罪者ではなかったため、彼の死は月に後悔と苦悩をもたらしました。しかし同時に、「腐った人間は死んだ方がいい」という考えを月に芽生えさせ、デスノートによる殺人を正当化するきっかけとなりました。後に月はリュークに対し、「犯罪者は心臓麻痺で殺し、腐った人間は病死や事故死で消し、まだ消されていない人間には改心を促す」と語っています。 シブタクの死は犯罪者ではなく、死因も心臓麻痺ではなかったため、Lには認知されていません。13巻のキャラ別性格判断チャートに選ばれており、原作者の大場も彼を好きなキャラの一人に挙げています。 実写映画版では、シブタクは薬物乱用による中毒症状のまま幼稚園に乱入し、5名の園児を殺傷しますが、裁判では心神喪失を理由に無罪判決を受けます。彼はそのことを自慢し、被害者や遺族を嘲笑い、月にナイフを突きつけて「誰も俺を有罪にはできない」と豪語します。心神喪失も演技であったような発言をし、原作とは異なり、残虐非道な犯罪者として描かれ、月がキラとなる直接の原因となります。容姿も原作とは異なり、痩せ型になっています。月に目の前でノートに名前を書かれ、踏切の前で心臓麻痺で死亡します。 アニメ版では、登場シーンは原作と同様ですが、ナンパした女性を婦女暴行しようとしており、キラの粛清対象となる犯罪者として描かれています。 ドラマ版ではシブタクは登場せず、代わりに月の高校時代の同級生で不良の佐古田源武が登場します。ノートの力を信じていなかった月に名前を書かれ、バイクで走行中に心臓発作を起こし、走行中の電車に衝突して死亡します。 シブタクは昭和55年(1980年)12月13日生まれという設定です(実写映画版)。

(編集者: K K)