2024年9月4日 (現行バージョン)

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月岡津南(つきおか つなん)
月冈津南 Tsukioka Tsunan
性別:男
年齢:19
身長:171cm
体重:60kg
身長171cm、体重60kg。1860年1月に長野県で生まれた彼は、水瓶座で血液型はA型。特技は錦絵と火薬の調合。かつては左之助と共に赤報隊に所属していた親友で、維新後は東京のドブ板長屋で人気絵師として活躍している。彼の本名は克浩(かつひろ)で、左之助からは「克」と呼ばれている。彼の作品は多くの売り上げを記録しているが、隊長・相楽総三への敬愛から、ニセ官軍と罵られようとも彼の絵を描き続けていた。 赤報隊時代から手先が器用で、火器や爆薬の取り扱いに長けていた彼は、隊長・相楽総三を処刑した明治政府への復讐を誓い、画業の傍らで高威力の炸裂弾を10年かけて密造していた。左之助を誘って内務省官邸へのテロ活動を計画するが、剣心の妨害で失敗に終わり、左之助の一撃で昏倒させられる。裏切られたと感じた彼は計画を再開しようとするが、左之助に「それじゃあ本物のニセ官軍になっちまう」と諭され、新聞屋として言論の力で政府と戦う道を選ぶ。 京都編では、左之助の旅費を工面し、新型の炸裂弾を護身用として託す。この炸裂弾が煉獄を破壊することになる。彼は志々雄一派のことも知っていた。情に厚い一面を持つが、根暗な性格のため、左之助以外に友達がおらず、左之助と10年ぶりに再会するまでは笑顔を見せたこともなかったと語っている。 アニメ第1作では、剣心と命をかけて戦う左之助を見捨てられず、計画よりも友情を選び内務省から撤退。左之助を重体にした剣心を怨むが、剣心の微笑に呆然となる。そして、左之助が「ありがとうよ剣心。これで本物のニセ官軍にならずに済んだ」と独白したのを聞き、改心。自ら炸裂弾を処分し、絵草紙新報を始め政府の非道を正すことを志す。終盤の「風水編」では再登場し、水一族の陣を左之助と共に破り、北斗の陣の布陣や一般市民および元老院の避難指示をするなど活躍を見せた。また、左之助からは本名ではなく津南と呼ばれていた。 アニメ第2作では、剣心と左之助の初対決エピソードで、赤報隊時代の回想シーンにて本名の「克浩」として登場。左之助に総三の処刑を知らせる。炸裂弾は床下に格納しており、煙幕弾や閃光弾も作っていた。剣心との戦いでは一発だけ爆発に成功させるがかわされる。爆破計画失敗後は切腹を考えるが、左之助との殴り合いで信念をぶつけ合い止められる。剣心が炸裂弾を穴埋めする中、一発だけを花火のように爆発させるシーンが追加されている。 原作・アニメ第2作ではペイズリー柄のハチマキをしているが、アニメ第1作では無地。完全版22巻ではペイズリー柄のマフラーと水玉模様の着物を着ており、黒メガネで爆弾の閃光を遮断している。

(編集者: K K)