2024年8月31日 (現行バージョン)

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鷹岡 明(たかおか あきら)
鹰冈明 Akira Takaoka
性別:男
防衛省臨時特務部からE組に派遣された男性自衛官は、烏間の後任として着任しました。彼は舌を出す癖があり、表向きは大柄で甘党の温和な人物を装っていますが、実際には非常に暴力的な性格を持っています。彼の教育方針は「恐怖9割、愛情1割」であり、部下や生徒を「家族」と呼びつつも、独裁的な「父親」として振る舞い、反抗する者には厳しい体罰を加えます。この方針で短期間で忠実な精鋭を育てた実績がありますが、その性格から同僚からも「危険な異常者」と見られています。 彼は空挺部隊時代の同期である烏間に対抗心を抱いており、E組の教官の地位を奪おうと画策していました。赴任当初はE組の生徒たちに友好的に接していましたが、実際には彼らを烏間を超えるための道具としか見ていませんでした。やがて彼のやり方に異を唱えた生徒に暴力を振るい、本性を露わにします。生徒たちを完全に服従させるため、烏間が選んだ生徒との勝負を提案し、渚と対決することになります。彼は渚の外見を侮っていましたが、予想外の暗殺の才能に翻弄され敗北します。逆上して渚に襲いかかろうとしますが、烏間に阻止され、暴力教師としての存在意義を失い、理事長から解雇され防衛省に戻ることになります。 E組での失敗により上層部からの評価が下がり、同僚からも嘲笑され、防衛省内での立場を失います。精神的に追い詰められた彼は自傷行為を繰り返すようになり、渚やE組への逆恨みから暗殺用の機密費を盗んで防衛省を去ります。普久間島での特別夏季講習を舞台に、殺し屋を雇いウイルスを使った復讐を企てます。生徒たちが彼に辿り着いた際、テロリストとして正体を明かし、渚に屈辱を与えようとしますが、渚の「必殺技」により再び敗北し、復讐は失敗に終わります。彼とその部下たちは防衛省に逮捕され、その後は独房に収監されていましたが、秘密裏に釈放されたようです。彼は渚への恐怖から、彼を神格化するようになっています。

(編集者: K K)