2024年8月5日 (現行バージョン)

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志摩リン(しま リン)
志摩凛 Rin Shima
性別:女
本作品の主人公の一人で、誕生日は10月1日。小柄な体格で、初対面のなでしこから小学生に見間違われることもある。原作第87話までは腰まで伸ばした髪を大きなシニヨンに結っていたが、第88話からは首筋までのショートヘアにイメチェンする。祖父の影響でキャンプが好きだが、基本的に閑散とした冬季などのシーズンオフにしかキャンプをせず、一人で静かに過ごすことを好む。 物語の冒頭で遭難しかけたなでしこを助けたことをきっかけに、時々なでしこと一緒にキャンプをするようになる。また、ラーメン以上の本格的な野外調理にも挑戦するようになる。運転免許を取得したばかりのスクーター「ヤマハ・ビーノ」で県境を越えた一人旅にも挑戦し、機械に対する技能もあるが、事前の情報収集を怠ることがあり、そのために失敗することもある。 本が大好きで図書委員を務めており、学校でもキャンプ先でも本を読んでいる。アルバイト先も書店で、犬好きだが親が「犬アレルギー」のため自宅では飼えない。クールな態度を装っているが、コミュニケーションが苦手というわけではなく、内心では周囲の事柄に対して悪態をついたり突っ込みを入れたりしている。やや天然でマイペースな性格で、「知的な一匹狼キャラ」に徹しきれていない面もある。使っているキャンプ道具の多くは祖父・肇のお下がりで、愛用のテントはモンベル・ムーンライトテント3型。 千明からは「しまりん」と呼ばれており、なでしこや千明から野外活動サークルのメンバーに誘われることがあるが、「ノリが苦手」という理由でやや距離を置いている。しかし、メンバーとはLINEでやり取りをしており、次第に関係が深まっている。 クリスマスのキャンプで初めて多人数でのキャンプに参加し、その後も一人キャンプ、なでしことの二人キャンプ、野クルメンバーとの多人数キャンプなど、さまざまな形式でキャンプを楽しむようになる。なでしこに一人キャンプの楽しさを語り、彼女が一人キャンプに興味を持ち始めたため、心得などを指南する。その後、雨畑付近で一人キャンプを行おうとしたが、なでしこが困っていないか心配でキャンプを中止し、彼女の様子を見に行った。 原作第66話では、部活棟の外側に千明・鳥羽・教頭が持ってきた薪の中から太めの薪を見つけ出し、ナタや小型の斧で割るのが難しいため、油圧式の薪割り機を買うことを勧めた。 映画では名古屋市にある小規模出版社「しゃちほこ出版」に就職し、営業を経て編集部に異動。タウン情報誌の制作に携わっているが、自分の企画はまだ一度も通せていない。普段は一宮市で一人暮らしをしており、休日には祖父から譲り受けたバイクでツーリングやデイキャンプに出かける。以前乗っていたスクーターもまだ所有しており、終盤で活躍することとなる。

(編集者: K K)