2024年4月8日 (現行バージョン )

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劉(ラウ)
刘 Lau
性別:男 身長:177cm
イギリスで上海マフィア、青幇の重要な役割を担う若き幹部は、見た目や振る舞いからは想像もつかないほどの紳士的な青年である。彼は身長177cmと長身で、自らを「わたし」と称し、何事にも動じない飄々とした態度を取る。表面上は清国の貿易会社「崑崙」の英国支店長として働いているが、実際には裏社会でアヘン窟を運営するなどの暗躍をしている。彼はファントムハイヴ家と取引をし、東洋人街の管理や情報収集を通じて女王の番犬の任務を支援している。上海の外灘地区で頭角を現し、「租界の昇り龍」と呼ばれるほどに若くしてギャング団の幹部に上り詰めた彼は、自分の領域を侵す者には容赦しない冷酷さを持つ。 シエルが家督を継いだ当初、彼はまだ英国担当ではなかったが、メイリンの過去を描いたエピソードでは、シエルと事前に文通を交わし、彼に重要な情報を提供していた。シエルを高く評価し、「青の教団編」での彼の危機に際しては積極的に協力を申し出るなど、彼に対する信頼と尊敬を公にしている。 テレビアニメでは、第1期の終盤でシエルから離反し、藍猫と共に逃亡を図るが、シエルを殺そうとしたところをセバスチャンに阻止され、藍猫と共に海に落ちる。死亡したかのように見えたが、第2期では何事もなかったかのように登場し、以前と同じ関係に戻る。セバスチャンの依頼で、記憶を失ったシエルに対して離反前と同じ態度で接する。 このキャラクターは、初期の段階では詳細な人物像がなかったが、ドラマCDでの遊佐による演技の影響を受けてキャラクターが確立され、「連載当初から最も変化したキャラクター」と作者は述べている。

(編集者: K K)