『Engage Kiss』は、アニプレックスによる日本のメディアミックス作品です。
原作は丸戸史明(シリーズ構成・脚本)とイラストレーターのつなこがメインスタッフを担当し、2022年7月からTVアニメが放送されました。
コミカライズは『マンガUP!』で2022年7月から2024年3月まで連載され、スクウェア・エニックスからはスマートフォンゲーム『Engage Kill』も配信されていました。
ラブコメ的な要素とアクションが融合した、悪魔退治と三角関係が絡むドタバタ劇が楽しめるのが特徴です。
本プロジェクトは「完全新作オリジナルプロジェクト」として2022年3月に発表されました。
原案・シリーズ構成は美少女ゲームでも有名な丸戸史明が担当、キャラクターデザインは『デート・ア・ライブ』で知られるつなこが手がけています。
「大人向けのラブコメ」として、これまでの美少女ゲーム的なエッセンスとリアルな人間模様が交錯する作品を目指して制作されました。
AnimeJapan 2022ではキャストや制作陣が登場し、大きな話題となりました。
舞台は、太平洋上に浮かぶメガフロート都市「ベイロンシティ」。
一見平和な都市に見えますが、実は「D災害」と呼ばれる悪魔による事件が多発する危険な場所です。
政府は事件の隠蔽や被害の最小化を図りつつ、民間軍事会社(PMC)に悪魔退治を委託しています。
経済力や治安維持のため、さまざまなPMCや謎めいた登場人物が入り乱れ、混沌とした都市を形成しています。
D災害
ベイロンシティに多発する、悪魔による大規模事件や災害の総称です。
公式には隠されており、ごく一部のPMCや警察関連者しか真実を知りません。
PMC(民間軍事会社)
ベイロンシティの特徴的な存在で、悪魔退治や治安維持を担う企業です。
主人公シュウの「I&S事務所」、アヤノが所属する「AAA Defender Co.」など、それぞれ専門とする分野や個性があります。
悪魔(デーモン)
人間と“契約”によって人間離れした能力を持つ存在に変化することが多いです。
代償として、契約者は記憶や感情など大切なものを徐々に失うリスクを抱えます。
テレビアニメ
2022年7月から9月までA-1 Pictures制作のテレビアニメが放送されました。
全13話で、三角関係のドタバタとシリアスな悪魔退治を軸に物語が展開します。
アニメでは、丸戸史明によるテンポのよい脚本と、つなこの魅力的なキャラクターデザインが随所に活きています。
放送局はTOKYO MX、BS11、ABCなど多数で、各種動画配信サービスでも配信されました。
コミカライズ
いたち作画によるコミカライズは『マンガUP!』で2022年〜2024年に連載。
全2巻でアニメ本編のストーリーにアレンジを加えて描写しています。
ゲーム
スマートフォン向けにスクウェア・エニックス配信『Engage Kill』が2023年3月にリリースされました。
プレイヤーは新たなPMCを経営する主人公となり、オリジナルキャラクターとともに悪魔退治や都市の騒動に挑みます。
オリジナルストーリーやクロエ・タンをはじめ多彩なキャラが大きな魅力でしたが、サービスは2024年3月に終了しました。
メインスタッフには、シリーズ構成・脚本の丸戸史明(美少女ゲーム出身)と、キャラクター原案のつなこを起用。
現実味のある都市構造や大人のラブコメディを意識しつつ、アクションや美少女ゲーム的要素も盛り込まれています。
キャラクター設定・デザインでは、金欠や家族愛、ヤンデレ、ブラコンなど多彩な個性が丁寧に描かれています。
オープニングテーマはhalcaによる「誰彼スクランブル」。
アップテンポでポップな楽曲が、物語の明るくテンションの高い空気感を盛り上げます。
エンディングテーマはナナヲアカリによる「恋愛脳」。
キャッチーでちょっぴり切ない世界を表現しています。
ベイロンシティの世界観や悪魔と人の契約を巡るドラマ性、個性的なキャラクター同士の掛け合いが話題となりました。
明るさとシリアスのバランスが評価され、多くのファンに支持されました。
また、作画や声優陣の熱演もアニメ視聴者から高い評価を得ています。
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